会長挨拶

会長 永田 穰

<はじめに>
 平成2年度に発足し、間もなく創立30周年を迎えようとしている我々、松山商工会議所青年部は、会員企業の発展に寄与する様々な事業はもとより、商工会議所活動の一翼を担うべく、地域の活性化を目的とした地元の祭りやイベントなどにも数多く参画して参りました。そして、平成21年度には開催時期の変更後初となる日本YEG全国大会を主管し、昨年度は四国ブロック大会と愛媛県大会を同日開催し、四国では“先人未踏”であった1000人を超える大会を開催する事ができました。そして現在会員数200名を超える全国的にも有数な単会となっております。
 
「その我々だからできる事、その今だからすべき事」
 未だ経験した事がないほど、加速度的に変化する現代においては、産業革命・技術革新などの著しい文明の進歩と裏腹に、人口減少・雇用・教育・防災など取り上げればきりのない諸問題も山積みとなっています。特に我々地方都市の抱える、急激な人口減少や高齢化、若者の地方離れなどの課題は、今まさに地域が一体となり取り組むべき重要な課題です。
 
 我々が出来る事は、地域を支える青年経済人として、次代への先導者としての責任を自覚し、地域活性化の更なる推進や、諸問題への取り組みに対し、大きく旗を振り先導して行動してゆく事。
 
 今すべき事は、時代が大きく変革する節目を見定め、松山商工会議所青年部として地域を牽引し、更には日本中の仲間と協心戮力をもって、未来への礎となる事。
 
 我々松山YEGには「会員企業の発展 それに伴う地域経済の活性化」という通年ヴィジョンがあります。商工会議所青年部として、その膨大な時間費用をかけて行う事業の中には、直接的な会員企業の発展(ビジネス)とは矛盾しているように見えるものがあるかもしれません。もちろん自社企業の発展なくしてYEG活動は出来ません。ですが、地域の活性化なくして企業の発展もあり得ず、これらは表裏一体となって成り立っているものではないでしょうか。
 人は人で磨かれて成長し、経験こそが知恵となり、夢を描く事で新しい未来を創ってゆきます。
「自分の器以上にその企業の器は大きくならない」。我々の成長こそが、企業、ひいてはこの街の成長に繋がってゆくのではないでしょうか。 そして、松山商工会議所青年部として我々にしか出来ない事がある、私は強くそう感じています。
 
「挑戦」
 だからこそ、「一歩」ずつ歩み続け培ってきた経験と、先人から受け継いだ信念を「誇り」に、「改革」と研鑽を重ねた「輝」が照らすその未来に、挑戦してゆきましょう。自分が成長“1up”する事で今まで見えなかったものがまた新たに見えてきます。そうすればまたそれに向かい「挑戦」してゆきましょう。それが青年の役割であり、それが青年の特権です。